最近の読書

先日テレワークについてあれやこれや所感を書いたが、とうとう「こういう状況なんだから困ったことは自分から言いましょうね。オフィスいるみたいに私も空気察して…とか出来ないんだからね。それとも毎日ずっとカメラオンにして、私に監視されたい?私もそんなの正直めんどくさい。」と言い切ったダメ上司に成り下がってしまった。でもさー、ずーっとカメラ監視するのも地獄じゃね?中国の監視カメラの担当者はよく耐えれるな。 [1]まぁ、録画機能とか充実してるんだろうと思います。テレワークは自主性と信用が大事ね。

さて、そんなダメ上司の方はと言えば、相変わらず読書時間の確保に四苦八苦している。ランチ時間、ちょっとした空き時間もとい休憩時間、夜寝る前の時間を読書時間として定めているが、ランチ時間や休憩時間はあってないようなものである。(チャットの通知が鳴り止まない…)ので、テレワークのおかげで増えた夜の時間が主力である。が、うちにはソファなどない。ベッドの上で読むしかない。となると、寝落ちするまで如何にページ数を稼げるか?稼げるような本を選ぶか?「そんな必死になって…本なんでゆっくり自分のペースで読めばいいじゃん」という方、あなたは我が家の積読の量を知らない。積読一軍だけで、今調べたところ、60センチのタワーになっている。人生は短い。急がなくてはならないのだ。

と、まぁそんな感じで、ミシェル・ヴォヴェルの「死とは何か」下巻は早々に諦めて、読みやすい本をメインに読んでいる。まずはTwitterのタイムライン界隈で評価の高かった君塚直隆「エリザベス女王」。この本で一番勉強になったのがコモンウェルスについて。本の中でコモンウェルスそのものについて詳しく説明されているわけではないのだが、結構大きな組織?の割に、あまりニュースにならないのはなぜなのか…そして英連邦王国についても、私は「あ…オーストラリアやニュージーランドの君主はまだエリザベス女王なのね…」というレベルの知識しか持ち合わせていないことが発覚した。これでも国際関係論が専攻だったが、そこらへんがまるっと抜けているということは、私の勉強の範囲に偏りがあったか、それもと「オーストラリアの君主はエリザベス女王である」ということが国際関係上そんなに影響ないのか。ま、前者だな。

その他、ダイアナ事件についても、王室が「あ、謙虚にやるじゃダメなのね。ちゃんと『私らチャリティーとかめっちゃやってますねん』ってアピールしないとダメなのね」って気がつくキッカケになったり、「電撃結婚に近かったダイアナとは違い、7年近く付き合ってるんだから大丈夫だろう」と庶民階級とのキャサリン妃との結婚を認めたり、身に着ける宝石に意味を込めたり…と、細かい部分がやたら面白い。なにより、エリザベス女王はきっちり政治をやっている。王室外交の価値を自覚してやっているし、相手方もその価値を認め敬意を示すからうまく回っている。本の中ではダイアナ事件の前後がエリザベス女王にとって、一番辛い時期だったと扱われているが、2019年〜2020年にも王室スキャンダル(アンドリュー王子の売春問題、ヘンリー王子の王室引退)に見舞われている。今後も女王陛下からは目が離せませんね。

で、今読んでいるのは、「『銀河英雄伝説』にまなぶ政治学」である。というよりむしろ、「政治学の視点から銀英伝を楽しむ」に近いのだが、これがなかなか面白い。まだ読みかけなので、感想は後日に回すとして、一番笑った箇所だけ紹介しておく。

設定を踏まえていえば、銀英伝本編の約三〇年前に造られたのがイゼルローン要塞なのである。本編でも詳しく書かれているわけではないので誤解しがちだが、イゼルローン要塞は、たかだか築三〇年の代物である。築四〇年のアパートに住む筆者から見れば「築浅」である。

P88

References

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1 まぁ、録画機能とか充実してるんだろうと思います。

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